クリスマスの音楽

きよしこの夜

もうすぐクリスマス。ということで、初心者の生徒さんのレッスンで「きよしこの夜」を練習しました。やっぱり、季節を感じられる曲はテンションが上がります。

ハ長調のスリーコード(C、G、F)で伴奏づけの練習です。ギターでは、Fコードで挫折する人が多いですね。CもGもG7も初心者にとってはなかなか難しいです。でも、1・2・3弦だけなら簡単。ギターの伴奏で歌を歌って楽しみました。

その次は、メロディーを単音で弾いてみました。これは楽勝。知っている曲なので、楽譜を見てすぐに弾けてしまいました。付点のリズムもクリア。知らない曲だと付点のリズムって難しいんですけどね。

さて、次はベース音や和音を入れて、ソロギターを楽しみたいところです。が、親指でベースを弾く練習がまだできていないので、無理をせず、後は次回に。親指でベースを弾くことで指のバランスが崩れてしまわないよう、見守らないといけません。

聖母の御子
(El Noi de la Mare)

ところで、「きよしこの夜」もいいですが、この時期、弾きたくなるのはカタルーニャ民謡の「聖母の御子(El Noi de la Mare)」。ミゲル・リョベートの編曲が有名です。YouTubeでもたくさんの人が演奏を上げているので、聞き比べてみてください。

この曲は、聖母とはもちろんマリア、御子はイエス・キリストのことです。マリアのお子さまに何を差し上げたらいいか、あれこれ考えている様子を歌にしています。

子ども用の動画ですが、カタルーニャ語の字幕が入っていておもしろいものがありました。正直、絵はあまりかわいくないですが。

「何を差し上げたらいいんでしょう? レーズン、イチジク、くるみ、オリーブ、はちみつ、チーズ。でもイチジクはまだ若くて熟してないし、、、」みたいな感じ? 余談ですがカタルーニャ語とフランス語はとてもよく似ています。